「福祉・保育・検診実習」
視機能科学科1期生の学外実習報告です
養護盲老人ホーム「胎内やすらぎの家」
で実習させていただきました
(写真掲載許可あり)
居室を訪問して入所者と交流させていただきました
🌸自身の経験談や、趣味やこれからの楽しみなど様々なお話を聞くことが出来ました
高齢者施設での実習を通して学んだことは、視覚に障害をもたれる
方の気持ちに寄り添うことの大切さです。
初めて会う人はだれもが緊張するが、それ以上に視覚に障害をもたれる方は、
どんな人なのかわからないため不安になります。
そのため、最初は笑顔で挨拶をして自己紹介をすることが必要です。
援助活動を行う際、できる事は自らが行い、できるだけ補助的な立場で見守っていく
という視点が必要であると感じました。
できることを自らが行うことで、現存する機能の維持につなげることができる。
仮にできない事でも、慣れないためなのか、それとも視力や身体の状態で
できないのかをしっかりと判断しなければならない。
これは視能訓練士としても欠くことのできない専門性であると学んだ。
利用者の方々がそれぞれ、身の回りのことができる力も様々でした。
リハビリテーションや生活訓練でも、その力の伸び方に個人差があることを学びました。
個別的に援助の方法やレベルを変えることで、より個別援助の充実が図れると知りました。
今回の実習で学んだことは、実際に臨床現場でも応用することができます。
患者さん個々の情報を把握し、一人一人にあった援助をすることで、
患者さんからの信頼を得ることができ、より良い検査を行うことができると考えます。
また、笑顔で挨拶をすることや、コミュニケーションをとることで患者さんの
不安を取り除くことができるので、今回学んだことを、次回の実習に
活かしていきたいと思います。
盲老人ホームの実習からたくさんの事を学びました。
視能訓練士を目指そう